ライブバッグの使用例

以前は両側とも長いロープを使用していたのですが、流れが速い時の安定性が悪いように感じたため今
ではこの方法で使用しています。まず出口側を絞り込んで結ぶのですが、図のように鯉の脱出防止のた
め2・3個結び目を作ります。解くときに少し手間が掛かりますが入賞魚を逃がすよりは・・・。 注・結び目
間を空けすぎないように。
 
鯉を入り口よりゆっくりやさしく入れる。
 
入り口を絞り込んで結んだ後バッグの両端を持ち、高さがあるポイントでは出来るだけ低く下げてソ〜と落
とし込みます。水中では上図のようになります。
 
水中からの引き上げは、一旦 水面より少し上まで持ち上げ、バッグ内の水を抜いてから行ってください。
この時、腰を曲げながら行うとギックリ腰になる恐れがありますので出来る限り背筋をピーンと張った状態
で行って下さい。検量所では入り口より尾っぽから出すと尾びれ割れ・背びれ割れの原因となりますので
図のように頭側の紐を解くと出し易いです。
 
水流の無いポイントでは図のように両端が均等にして沈めておくといいでしょう。ロープの上部の二つの角
は、鉄柵等が無い場合は余っているアングルや丈夫なぺグ等を打ち付け、それに結ぶか引っ掛けるよう
にして下さい。