釣運の別れ道(2009.05/01〜02) |
大阪大会の2日前にあたる5月1日の夜、昨年の釣果に呼び込まれ探ポイへと向かった。 |
2カ月ぶりの釣行だ。仕事で大会には参加出来ないため翌朝までの釣りである。 |
到着して川沿いへ足を運ぶと久しぶりの光景が目に入り釣りモードの色が徐々に濃くなっていく。 |
昨年の釣況を思い出しながら3本の短竿をセットする。 |
車にてテレ観晩酌の用意をしていると阿部氏が来られ しばしの釣り談義に花が咲き、この付近でも釣果が出て |
るいとのことなので期待が高まる。後に宗氏も来られるとの事だ。 |
酔いもまわり仮眠をとるがアタリの無いまま日付が変わった。餌交換を済まして再び夢の続きを見る。 |
センサーでは無くアラームに起こされ納竿準備にとりかかった。 |
いつもの如く、まずはセンサーを全部回収しセンサー収納BOXに納めた後、遠い竿から順に回収していく。 |
2本目の竿を縮め終え、3本目の竿へと近づく。 |
竿尻と手の平が数十p程接近した時、いきなり竿先がゆっくりと大きく曲がり始めたのである。 |
「あれ?ゴミか?」と思いながら竿先を見つめていると今度は道糸が沖に向かいながらクリック音とともにゆっく |
りと引き出された。「おーーっ来た〜!」と思わず声が出てしまう。 |
アワせを入れるとそこそこの重量感だが以前にも書いたように水中タコ挙げ状態の可能性もあるので型の期待 |
は出来ない。2、3分程で魚体が水面に現れた。 |
水中タコ挙げ状態では無かったがこの時期の雌特有のポッチャリ鯉である。 |
無事ネットインした後計測すると80ジャスト。 |
納竿時に気まぐれが生じ、この竿から片付けていれば釣れていなかっただろうし錘の引き上げによって生じた |
警戒心で次の竿の餌には見向きもしない可能性も出て来たであろう。 |
型はともかく、今回は数秒の差で起こる釣運の別れ道をまざまざと見せつけられた釣行でした。 |