98p15kg(2009.05/14)
5月に入り3度目の釣行となった14日の夜、半夜勤を終えて○○○へと向かった。
 
到着すると先着さんが居られたので数十メートル下流側にいつもの竿B本をセット。
 
竿受けセット→竿組み餌投入→センサーセットの順序で準備完了。
 
センサーの受信機を持って近くの中華料理屋に向かい毎年恒例の半チャンセットと生ビールを注文。
 
別ポイントだと自炊かコンビニだが、このポイントではこの時期この店によく通う。
 
1年ぶりの椅子に座ると「もうこの時期か早いな〜」と思いながら生ビール片手にテレビへと目を向ける。
 
丁度野球の阪神戦が行われており完封目前のところだ。結局ヒットを撃たれ完封は逃したが阪神大勝利!
 
胃袋も満タンになり車に戻ると今度は焼酎片手に引き続きテレビ観賞をする。
 
アタリの無いまま酔いもまわってきたので仮眠をとることにしたが夜はまだ肌寒くシュラフが離せない。
 
そろそろ深い眠りに入りかけた時にセンサーがけたたましく鳴り響く!! プププププププ・・・・・・・・
 
寝ぼけの口から「おーっ来た〜!」と発しながら車のキーを持ち出し電波ロックしながら小走りに竿へと向かう。
 
途中、竿の状態は確認できないがセンサーの赤ランプが気持ち良く点滅している。
 
薄暗い中での赤ランプはよく目立ちますね〜〜。
 
竿まで来るといい感じに竿先がお辞儀をし、下流に向けてクリック音とともにゆっくりと引き出されている。
 
センサーのスイッチを切り、竿受けから竿を抜いてアワセを一発くらわした。けっこうな重量感だ。
 
さーこれからが戦闘の始まりだ。 ところが、ジリッジリッと道糸が出されるばかりで止まらない。
 
親指でスプールを押さえ、熱くなっては離すを何度か繰り返した。やっと1回目の静止がやってくる。
 
ゆっくりと引き出されたので助かったがそれでも50mぐらいは引き出されただろう。
 
今度は私の反撃で、竿を立てては巻きを繰り返し、少しづつ寄せに入る。 だが2回目の引き出しが始まった。
 
又止まらない。今度は上流に向けゆっくりと登りだした。こういうパターンは大型によく見られる。
 
摩擦熱で親指の指紋が無くなったのではと思っていると上記程でもなく2回目の静止がやってきた。
 
又竿を立てては巻きを繰り返し、やっとこさ10mぐらいにまで寄せ水面に魚体が現れた。「デカイ!!」
 
魚体を見た後、脳裏にAつの願いが浮かんだ。@【カカリ(障害物)に入り込むなよ】A【寄せの途中、口切れ
でバレルなよ】である。
 
慎重に寄せながら もうそろそろ観念したやろ〜と思ったとたん水面を2度叩きながら潜られ、3度目の引き出
しが始まった。ヤレヤレ元気なやっちゃのぅ〜〜〜(疲)
 
しかしそれも束の間、すぐにおとなしくなり すんなりと足元へ寄って来た。 ポッチャリ鯉だ。
 
最後にチョコッとだけ暴れたが無事ネットイン!!
 
シートの上に乗せ、まずはタモ枠で計ると、いい感じで尾びれが枠からはみ出している。ひょっとして???
 
針を外し、餌を投入した後、簡易メジャーにて仮計測するとメーター弱ってところだ。
 
夜明けまでライブバッグに入れ水中に戻し再び仮眠に入る。バッグを広げるのは久々なので折り目クッキリ(笑)
 
5時にセットしていたアラーム音に起こされ計測準備にとりかかる。
 
長年愛用していた計測板がボロボロになり、連結金具のネジが抜ける等 寿命を迎えたので、今回からNEW
計測板のデビューである。何にしても新しいのはいいですね〜〜。
 
数時間水中に戻ったためなのか元気ハツラツオロナミンCで中々計測させてくれない。
 
しばらく様子を見ながら大人しくなったところで計測すると98p。魚重は15kg。
 
去年はバタバタして魚重を計り忘れたが、今回はズーっと脳裏に焼き付けていたのでバッチリである。
 
メーターには2cm届かなかったがTM−tacticsの実感を感じ取る事が出来、手ごたえのある釣行であった。
 

画像