101cm14s(2007.12.14)
だんじり祭が終了し、11月から鯉釣りモードに気分転換して望むも外道のオンパレード続きで、 おまけに
N川では珍しい鰻まで釣れてしまう始末。
 
今年はモンスターと釣運仙人にTM−tactics釣法が見放されたのか・・・・・いや!この釣法の賛同者である
山本氏が先月短期間にて大物大爆釣を打ち立てている。
 
私にもそろそろと期待を抱きつつ迎えた12月13日の夜、仕事が終わると職場の風呂も早めに済ませ、
イツポイへと向かった。
 
山本氏は事前連絡にてすでにイツポイとは少し離れたMポイにて戦闘の用意をしておられ、イツポイは
バッチリ空いているとの事。
 
餌は前回のが残っているので、いつスパには寄らず、ビールと肴だけを99円ショップにて買い込んだ。
 
現地に到着するとしばし山本氏と釣り談義に花を咲かせる。その後いつものパターンに入るが、ここで
マンネリ寝言解消のためこの川での私のセットパターンを紹介しましょう。
 
まずは車の後ろにて、いつスパで仕入れたマル秘餌を自分流にアレンジ切断し、ハリスだけ状態の針に
付け専用ケースに戻す。
 
これを錘3個、受け太郎3個、仮計測メジャー、ペンチの入った水バケツに入れ、センサー3個入りケース
と竿3本を持ち、夜の場合はヘッドランプを装着した後、土手の階段を下りて川沿いへ。
 
先にセンサーと受け太郎の3セットを約6、7m間隔にて鉄柵にセットする。
 
次に錘を付けて竿を伸ばし、先程の餌付きハリスを付ける。ここで3本連続装着はせず、鯉の接近を考え、
1本目を投入してから次の竿に移っている。投入位置までの距離は3本とも変えている。
 
餌切りからセット完了までは約15分てとこだ。とまぁこういう感じですかね〜。
 
さて本題に戻り、川面を見つめると、鮒の跳ねモジリすら無く静かに潮が下げ進んでいる。「今日もダメかな
〜」と心で呟きながら車中に潜り込みいつもの晩酌&テレビ観賞へと突入した。
 
餌の一投目が時合いの四時間前だったので二投目はせずに就寝に入る。
 
日付が変わった頃、自転車のブレーキ音で目を覚まし窓の外を見ると警官2人が車中の様子を伺ってい
るではないか。
 
ひょっとして夜中も駐禁の取り締まり?私が乗っている事に気づくと去って行ったが、事前に鯉が釣れてで
もしていたら・・・・・ヤバイヤバイ。
 
再び就寝に入り、眠りが深くなり始めた3時30分に待望のセンサーが鳴り響いた!ププププ・・・・・・・
 
いつもの脳ボケ状態で階段を下りると竿がお辞儀をしながら道糸が断続的に引き出されている。
 
竿受けから竿を抜きアワセを入れると重量感により久しぶりの鯉の感触だ。「やっと本命や〜」と気持ちは
喜んでいるがリールを持つ手は久しぶりの鯉なので慎重に硬くなっている。
 
重量感はあるもののすぐに足元へと寄って来た。底前なので水位が低く、この時点では90前後に見えたが
遠近により錯覚されますわ。
 
これまたいつもの怠け癖でタモをセットしておらず、車に戻るため竿受けに置こうとした時、勢いよく道糸を
約20メートル引き出されてしまった。口切れを警戒しながら慎重に巻き戻す。
 
この状態を3、4回繰り返した後ようやく観念したのかグロッキーな状態だ。
 
この間にダッシュで車に戻り、タモをセットして舞い戻ると、水中に潜ってはいるが勢いはもう無い状態だ。
 
タモをスルスルっと伸ばし鯉を浮かした後すかさず網内へと収める。
 
山本氏に連絡しようと思ったがポイントが離れている上、時間も時間なのでそっとしておくことにした。
 
いつも通り、鉄柵の足元の出っ張りに一旦置き、これまたいつも通りに「うりゃ〜」と奇声を発しながら柵超
えを達成する。
 
とりあえず80枠を仮メジャーにしたてると尾鰭がイイ感じにはみ出している。   ひょっとして・・・・・
 
車から慌てて持って来た計測板にて図り直すと101cmで魚重が14sであった〜〜〜。
 
不調続きの後だけに喜びも倍増!チームTM−tactics釣法に又一つ自信が上乗った一本である。
 
夜明けを向かえ、写真撮影をしてくださった山本氏と食事中&就寝中でなかった釣運仙人に感謝!!
 

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