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【鉢巻】
タオルを捻じって頭に巻くのですが、ただ巻いているのでは無く、転倒時に頭を保護する役目でもあるのです。
カラーはほとんど白ですが、赤・紺・図柄入り等を使用する町もあります。
【ちゃんちゃんこ】
法被の内側に着用するもので、涼感性に優れており主に大工方(屋根乗り)や前梃子の方が着用しています。
私はこれとTシャツを日替わりで着用しています。(大工方・前梃子ではありませんが)
【Tシャツ】
法被の内側に着用しますので吸汗性に優れた綿等の素材が良いでしょう。
以前は涼感性に優れた網目模様の網シャツ等が流行りましたが、分厚いうえ網目に隙間があり、走り込むう
ちに乳首が擦れて損傷するため、あらかじめバンドエイドを張り付けるという手間が加わるので今では一般的
な白無地Tシャツが主流となる。
左写真は町が公認しているTシャツで、主に現役さんの奥様や彼女が着用し、だんじりの後方より追従します。
【トレーナー】
肌寒いと感じた夜間曳行時に最適で、岸和田では温暖化が進む中 余り見られなくなりましたが、南町さんが
試験曳きの時に法被では無く白のトレーナー(町名入り)を着用し曳行しています。
【胸当て】
台所用エプロンの丈を短くしたような物で、両肩部分の太い紐を背中でクロスさせ両腰部分のボタンに装着します。
これにも小物が入る大き目のポケットが付いている。
【布製腹巻】
股引(バッチ)を着用した後、腹の部分に巻く物で 腹周りを保護する他 ポケットが付いており小物入れにもなる。
【股引(バッチ)】
いわゆる祭用のズボンで、お尻から股下にかけて大きく割れているタイプとそうでないズボン式とがある。
股割れ式は紐を強く引いて股の部分の布を重ね合わせ密着させながら結ぶのですが、走ってるうちに密着部分
に隙間が出来、ダラーンと垂れてくる。その反面ズボン式はその様な事にはならないの上、生地に伸びる素材が
使われている物もあり愛用者が増えている。
【地下足袋用靴下】
親指と四本指とに分かれている二股が一般的ですが、私は五本指靴下を使用しています。
足裏部分に点模様のゴムが付いているものもあり、走った時等踏み込んだ時に足袋底との摩擦が生じにくくなる
のでお勧めです。
【地下足袋】
特に曳き手や後梃子のように足が接触する部位では、スニーカー等だと脱げてしまい大変危険となるため地下
足袋が欠かせないでしょう。、
【神襷(たすき)】
帯状の布地に自分の祭礼での役職が印字されており、写真のように体に密着させ、ずれないよう上部にてピン等
で固定する。
【団扇(うちわ)】
晴天の祭礼時に発揮し、風を送るだけでなく日除けや一時的な雨除けにも役立ちます。宮本町は角宮を印字
しています。
【ポーチ】
上記のように布製腹巻や胸当てにも小物入れが備わっているのですが、私のように股引(バッチ)とTシャツしか
着用しない人にはこのポーチが役に立ちます。紐が長いので法被を着る前に襷(たすき)のように頭と片腕をくぐ
らせて携帯します。最初は走ると揺れて違和感が生じますがしだいに慣れてきます。