八岐大蛇退治の説話で登場する。手名椎(テナヅチ)、足名椎(アシナヅチ)の八人の娘の中 |
で最後に残った娘。八岐大蛇の生贄にされそうになっていたところを、素戔鳴尊により姿を |
変えられて櫛になる。素戔鳴尊はこの櫛を頭に挿して八岐大蛇と戦い退治する。その後、 |
救われた櫛名田姫は素戔鳴尊の妻となった。高天原を追放されて出雲に降り立った素戔鳴 |
尊は、八岐大蛇という怪物に毎年娘を食われている手名椎・足名椎の夫婦に出会い、櫛名 |
田姫を妻として貰い受けることで八岐大蛇の退治を請け負った。八岐大蛇から姿を隠す為 |
に櫛名田姫は櫛の形に変えられ、素戔鳴尊の髪に挿された。素戔鳴尊は八岐大蛇を退治 |
した後、櫛名田姫を元の姿に戻し、共に住む場所を探して、須賀の地に宮殿を建てた。 |
ウィキペディアより |