103p17.8s(2010.04/30) |
先日の27日、95pが釣れるという今シーズン幸先の良いスタートとなり、この勢いが続けばと願いつつ30日の夜も同ポイントに向かった。 |
前回は雨で大変だったが、今回は快晴だったのでセットもしやすい。 |
セット完了後いつもの中華屋の扉をくぐり、今日は野菜炒め定食を注文。 |
これもけっこういけるんですわ。て言うか要するに全部が美味しいって事ですね。 |
完食を済ませて車に戻り、しばらくテレビを見ていると睡魔が襲って来たので仮眠に入る。 |
日中は徐々に暖かくはなってきているが、夜間はまだまだ冷えるのでシュラフが離せない。 |
一時間半が過ぎた頃、まだ眠りが浅い中、ブザー音が車中に響き渡るププププププ! |
いつものようにシュラフをはね退け、電波キーにてドアロックを作動させながら竿の元へと駆け寄る。 |
3本の内、向かって左の竿が暴れており、竿受けが尻手ロープで絞めつけているにもかかわらず横に向かって斜めに浮き上がりながら |
道糸がジリッジリッと引き出されている。 |
竿までの距離が2メートルぐらいまで近づいた時、鯉の強い引きが急激に加わり、竿が岸側へと落下してしまった。 |
もしヒットしてすぐにこのような状態になっていれば、竿と鉄柵との間は尻手ロープで繋げているので川の中へと持って行かれる事は無いが、 |
道糸が鉄柵等に接触しているため悪影響を受ける恐れもあっただろう。 |
すぐさま竿を拾い上げ戦闘態勢に入った。 |
けっこうな重量感ではあるが、大潮の下げでもあるのでその勢いも加わっている。 |
すでに30メートル程引き出されており、徐々に巻き寄せるが中々寄って来ない。 |
ここでいつものように「バレんなよ〜」が連鎖し、マーキーのように脳裏を流れる。 |
慌てずゆっくりと竿を寝かせながら道糸を巻き、ゆっくりと立てる。 |
このやり取りを繰り返すこと約10分程でなんとか足元まで寄って来たが、今度は中々浮き上がって来ない。 |
数センチ浮かしては叉戻される。以前に苦労した97.5p20.5sの時のようだ。 |
腕に疲れが出ないように配慮しながらゆっくりと綱引きを楽しんでいると、やっとのこと魚体が水面に現れた! デカイ!! |
頭が真っ白になり 身が引き締まる。 叉潜られた! 再びゆっくりと引き上げる。 もう走る元気は無さそうだ。 |
空気を十分に吸わせ、大人しくなった所へタモをスルスルっと滑り下ろす。 |
すんなりと網中へと入り込んだ。 引き上げの最中にもズシッとした重量感が伝わる。 |
ブルーシートに乗せた鯉を まずはタモ枠で図ると いい具合に尾鰭がはみ出している。メーターオーバーだと確信すると喜びも倍増だ。 |
明日も早朝からの勤務なので早速写真撮影にとりかかる。 |
まずは検寸台に乗せ、鯉の口を当て板に触れさせ、尾鰭に定規を接触させると103pであった。 |
1年越しのメーターオーバーである。鯉が動かないうちに数回フラッシュを焚いた。 |
次に検量へと移るが、前回95pの時は、デジタル秤の電池切れにて検量を断念したが、今回はバッチリ装填済みである。 |
柄を取り外したタモ網に鯉を入れ、枠に秤を引っ掛けて浮き上げると18.8sであり、枠・網の重さ1s引くと17.8sだ。 |
次に鯉抱きの写真だが、タイマー撮りに慣れてしまっているので通行人を探さずにそのまま続行。 |
といっても2回滑らせて失敗しながらも無事終了。 |
今シーズン早々と、釣運仙人とTM−tacticsの合体した力のおかげでこのような釣果を頂き感無量であります。 |
まだまだ波乱含みなこのシーズン、どのような展開になるのか楽しみですね〜。 |
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