テレビ取材(2011.07/11)
7月1日夜帰宅し、いつものようにデスクトップのメールをチェックすると、業者メールの狭間に見慣れないメールが入っていた。
 
よ〜く見ると、送信者、山○英○。 件名、読売テレビ 山○と申します。であった。
 
内容を拝見すると鯉釣りの取材要請であり、担当者は別であるが今回でB度目となる。
 
翌日早速、メールに掲載されていた携帯電話の番号を押し進めた。
 
色々打ち合わせをする中、厳しい時期ではあるがロケ決行とあいなりました。
 
但し、大川本流は、ポラと鮒の入れ食いという極めて厳しい状態であり、鯉の魚影が確認されている寝屋川をロケ地に決定する。
 
7月21日(木)の放映に伴い、当初は17日(日)18日(月祝)の両日の収録予定であったが、釣果率を高めるため、7月11日(月)
12日(火)の両日を加える事となった。
 
但し、11日にスタッフの目標サイズである70p以上が釣れれば終了することとなる。  私達鯉師の目標は90p以上。
 
9日(土)10日(日)にすればもっと沢山の釣友に朝から来て頂いたのですが、私の諸事情により上記の日程となり、平日に動けるごく
親しい釣友に声をかける。
 
集合場所は第一、第二寝屋川の合流地点である通称【剣先】で、集合時間は下げ潮の鯉狙いで朝の5時。
 
当日現地に到着するとディレクターの山○氏と松尾氏(TOTO)と夜勤明けで既に入釣されていた山本(和)氏が居られる。
 
軽く挨拶をかわし、山本氏はそのままで鯉を狙って頂き、私と松尾氏は合流地点(剣先)を攻める事にした。
 
その後、大川のドンこと吉村氏が登場し、自身が慣れていらっしゃる私達より少し上手の左岸を攻めることに。
 
少し大きめの声を出せば届く位置なので釣れれば呼んで頂き、すぐにスタッフが駆け付けるという段取りだ。(山本氏も同じく)
 
松尾氏と私の餌付けシーン及び餌投入シーンを撮影後、森川氏Jr.(TOTO)が仕事帰りに登場。  私とは久しぶりの御対面。
竿は持って来られて無いので談義で応援して下さった。
 
3人の談義中の様子にカメラレンズが向けられる。 その後、私は川沿いに移動し、コメントのシーンに入る。
 
下げ潮の鯉は空振りに終わり、上げ潮の昇り鯉に狙いを付ける。
 
久しぶりの談義を終えた森川氏Jr.が帰路に就く。  ありがとうございました。
 
アタリの無いまま2時間が過ぎた頃、徳光氏(TOTO)が応援に駆け付けて下さり、釣果達成への協力を頂く。
 
続いて山本氏が夜勤のため納竿。 お疲れ様です、ありがとうございました。
 
日中の厳しさに突入すると竿は絵のように止まったままな上、太陽の強い日差しが鯉師、スタッフの体力を奪っていく。
 
木陰の移動と共に人間も移動する。
 
抱腹絶倒話と諦めムードが漂う中、14時半に私のセンサー受信機からププププププ・・・
 
私の「来た〜!!」の叫び声に皆さんビックリ!!(笑) ダラケ中に鳴ったもんだからパニックになる私。
 
身近な竿より確認するが変化が無いように見え、最も遠い竿へとダッシュで向い出すと、最も近かった竿からクリック音がうなった。
 
両足に急ブレーキをかけUターン。   
 
竿受けから竿を抜き取りピシッとアワセた後に尻手ロープを外す。   戦闘開始。
 
既にカメラが近寄りオンエアしている。    いつもとは違う緊張感でやり取りをする。
 
手ごたえはまぁまぁってとこだ。
 
数分後、カメラや皆さんに見守られながら水面へと浮かんだ!   80p前後である。
 
徳光氏にタモアシストして頂き無事ゲット!! カメラはオンエアのままだ。
 
計測板に乗せると70p後半でスタッフの目標をクリア。 鯉抱きシーンでは、カメラ最接近に少々緊張顔の私と鯉。
 
ゲット前とは逆に安堵感が漂う。
 
やり取りシーン等は無事に収録されてるが一応キープすることにした。
 
ライブバッグに鯉を入れ、川中へと沈めてキープする間、あらかじめ松屋町で買っておいた子供用のプールに空気を送り込む。
 
水を張り終え、ライブバッグより鯉を移すとカラフルなプールに戸惑いの様子。
 
移動の間もカメラは回り続けたが、放映は5分程なのでどれぐらいカットされるのか・・・。
 
皆さんしばらくプールに目を注ぎながら2本目期待する。  私達鯉師の目標は90p以上である。
 
さらに厳しい暑さとなる。
 
とそこへ大御所の一人である田村氏(TOTO)が登場。   頼もしい助っ人です。
 
時々こちらへ覗きに来られる吉村氏も加わり再び談義に花が咲く。
 
その約1時間後に田村氏の竿から防犯ブザー音が・・・。
 
けっこうな音量なので少し離れているにもかかわらずよく音が通ります。   
 
スタッフ共々竿へと駆け寄る。
 
大御所の余裕なやり取りが始まる。   カメラも大御所のやり取りをとらえている。
 
数分後に浮いた鯉は@本目と同じぐらいだ。
 
無事ゲット後計測板に乗せると、この鯉も70p後半であった。  鯉抱きシーンでは大御所も少々緊張気味。
 
日中の釣果はここまで。
 
夕マヅメに森川氏(TOTO)とリンダマンさんが応援に駆け付けて下さった。  
 
森川氏は、朝に駆け付けて下さった森川氏Jr.のお父さんである。
 
リンダマンさんとは初対面であります。これからも宜しくお願いします。
 
アルコールタイムが進むと談義もピークを迎える。    腹筋が悲鳴を上げた!(笑)
 
とそこへ徳光氏の竿から防犯ブザーが鳴り響く。
 
ベテランのやり取りが始まったが、なんだか軽そうである。
 
簡単に上がって来たのは60pぐらいのナマズであった。 夜になると動き出しますね〜。 この一部始終もしっかり収録されました。
 
その後のアタリは途絶え、明日仕事の方は納竿となる。お疲れ様でした、ありがとうございます。
 
後に残ったのは私と吉村氏、2人のスタッフと収録用カメラである。
 
吉村氏は竿を私の横へと移動する。   手作り竿が夜間でもまぶしい。
 
アタリの無いまま朝を迎えた。
 
スタッフが望むサイズは釣れている上、次のロケがあるとの事なので、午前9時にて終了予定となる。
 
朝の時合いでなんとか私達鯉師の望む90pオーバーをゲットしたいところだ。
 
だがそれもむなしくタイムアウト。
 
厳しい状況で、不安だらけの中、何とかスタッフの望む目標の釣果に恵まれ安心しております。
 
今回、淀川でのウナギ釣りとセット放送であり、淀川の鯉師こと田中さんとその釣友さん達が頑張られた結果、二回目のロケにて
無事ゲットされたとの事です。皆様お疲れ様でした。
 
この文章を打っている今現在は、放映前ですので楽しみにしているところです。
 
 
放映を見終わり・・・・・
 
淀川の鯉師・田中さんとは画面での初対面となりました。
 
今後、吉村氏と淀川へ行く事があると思いますので、その時は宜しくお願い致します。
 
丸々とした天然のウナギでしたね〜、味の方も格別でしょう。
 
鯉の方もけっこう充実してましたね〜、過去の鯉画像でインパクトが増した事と思います。
 
吉村氏の113.5pが写し出されれば尚更でしたのですが・・・。
 
ブツも登場してましたね〜、あの後に二ヶ所切り込みを入れたのですがカットされてました。(ん?シャレ?)
 
「軽そうで重そうで軽い」のセリフは自身も笑ってしまいました(笑)
 
田村氏の鯉抱きシーンは圧巻でした。   手慣れてますわ。
 
御協力頂いた釣友の皆様、長時間お付合い下さったスタッフの皆様、大変お疲れ様でした、そしてありがとうございました。